TresPatatas×小松亮太 in Helios -2台のバンドネオン、春の六重奏-

出演者
TresPatatas
【Guest】
小松 亮太
伊藤 智也
木田 浩卓
日 時
2026年4月11日(土)
開場14:30 開演15:00
会 場
なんとエナジー文化創造センター 円形劇場ヘリオス

チケット

全席指定

一般

4,500円(税込)

高校生以下 1,500円(税込)

※未就学児童のご入場はご遠慮ください。

【プレイガイド】

なんとエナジー文化創造センター ヘリオス 〒939-1576南砺市やかた100 ☎0763-22-1125

南砺市井波総合文化センター

南砺市城端伝統芸能会館「じょうはな座」

アーツナビ ※12月12日から開始

チケットforLINE ←NEW! 12/8(月) AM10:00から

プログラム

ニューシネマパラダイス / E.モリコーネ

碧空に雲を引く / 木田浩卓

来たるべきもの / A.ピアソラ   ほか

出演者プロフィール

TresPatatas (Banndoneon:生水敬一朗、Piano:北林多香子、Saxophone:中田真砂美

Guest

小松 亮太

伊藤 智也

木田 浩卓

 

Tres Patatas トレス パタータス

バンドネオンの生水敬一朗の呼びかけにより、2012年秋にサクソフォンの中田真砂美、ピアノの北林多香子の三人で金沢市で結成。

これまでに石川県内を中心として、関東でも三度公演を実施。グループ名はスペイン語で”3つのじゃがいも”を意味し、

結成当時ファミレスでフライドポテトを食べながら打ち合わせを行っていたことに由来する。

また”Patatas”には3つの”a”が含まれており、三人とも血液型がA型であることの意味も含まれている。

 

幅広いクラシック音楽の作品やモダンタンゴの巨匠A.ピアソラの作品、映画音楽をはじめ、

コントラバス奏者兼作編曲家の木田浩卓氏へ委嘱した作品を、レパートリーとして演奏活動を展開。

2013年3月に金沢市内で1st Liveを行い、これまでに石川県小松市團十郎芸術劇場うらら(旧こまつ芸術劇場うらら)小ホールにて

5回の単独公演を行ったほか、様々なイベントやコンサート、パーティ演奏、小学校や中学校でのアウトリーチ(出張演奏)を行ってきた。
結成10周年となる2021年には1stアルバム「碧空(あおぞら)に雲を引く」をリリースし、2022年に初の東京公演も実現。

2023年には公益財団法人金沢芸術創造財団が主催するアウトリーチ講座を受講。

いしかわ県民文化振興基金の助成を受け、金沢市アートホールにて「Tres Patatas Project 2023-2025」を企画し、

世界的バンドネオン奏者の小松亮太氏をはじめ、様々なアーティストと共演し、多くの委嘱作品を初演した。

2026年1月にはその3年間のライブ演奏を集め、2ndアルバム「Live In Kanazawa」を発表。

 

生水敬一朗 Keiichiro Shozu
石川県加賀市出身。埼玉大学教育学部音楽専修を作曲専攻にて卒業。

バンドネオンを小松亮太、故アレハンドロ・バルレッタ(1925-2008)、故レネ・マリーノ・リベーロ(1935-2010)の各氏に師事。

作曲を鈴木静哉氏、バロック音楽理論を岡田龍之介氏に師事。
2009年にソロCD「バロック&バルレッタ」、2015年に加藤惠理(ヴァイオリン)とのデュオCD「コントラプント」、

2018年に北村聡とのバンドネオンデュオCD「展覧会の絵」をリリース。

同年、加養浩幸指揮・土気シビックウインドオーケストラとのCDにソリストとして参加。

2021年に自身のユニット“Tres Patatas”の1stCD「碧空(あおぞら)に雲を引く」をリリース。

2022年に大人気TVゲーム・モンスターハンターのオーケストラコンサート“狩猟音楽祭2022”に出演し、ライブCDも発売された。

そして2024年、ソロCD「Bandoneon in the Cathedral(大聖堂のバンドネオン)」をリリースした。
世界でも数少ないクラシック音楽のバンドネオン奏者として、活動を展開している。

 

北林多香子 Takako Kitabayashi 

石川県小松市出身。星稜高等学校卒業。仁愛女子短期大学音楽学科を卒業。

同短大専攻科2年修了、同短大ディスロマコース2年修了。大学評価より芸術学位の認定を受ける。
ピアノを故東美峰子、倉田佳代子、武田好江の各氏に師事。

寺嶋陸也、ナードル•ジョルジュ、マインハルト•プリンツ、マティアス•ファイト各氏の公開レッスンを受講。
(財)金沢市創造財団主催「フレッシュコンサート2000」において審査員準グランプリ賞受賞。

第4回いしかわ国際ピアノコンクール連弾部門において第1位受賞。
また白寿ホールで行われた入賞者ガラコンサートにも出演し、好評を博す。

ラフォルジュルネ金沢ピアノオーディションにおいてソロ部門連弾部門ともに優秀者に選抜される。

以降金沢で行われる音楽祭に多数出演。現在は金沢市在住。ジャンルを問わず幅広い演奏活動を行う。

 

中田真砂美 Masami Nakada 
石川県能美市出身。中学校吹奏楽部にてサクソフォンを始める。

小松市立高等学校芸術コースを経て、愛知県立芸術大学音楽学部器楽専攻を卒業。
在学中、金沢市音楽コンクール・高校生の部第1位受賞。

(財)金沢市創造財団主催「フレッシュコンサート2007」において審査員準グランプリ賞受賞。
2012年能美市ファミリーコンサート主催ラルフ・ゴトーニ氏の指揮によるオーケストラ・アンサンブル金沢と共演。

また、吹奏楽団との共演等、多岐にわたり演奏活動を展開。
2009年「こまつドリームサクソフォンフェスティバル実行委員会」を設立し、

南加賀を中心としたサクソフォンを学ぶ中学・高校生を集め、2年に一度のフェスティバルを開催。
これまでに、サクソフォンを伊藤千治、中瀬いづみ、雲井雅人、林田和之、宗貞啓二の各氏に師事。

現在は、小松市立高等学校芸術コース(サクソフォン)をはじめ、自宅サクソフォン教室を主宰し後進の指導にあたる。

ヤマハPMS認定講師。トレス・パタータス、アクィユ・サクソフォンカルテット、北陸サクソフォンアンサンブル、

こまつドリームサクソフォンアンサンブル各メンバー。2018年能美市観光大使就任。

 

【Guest】

小松 亮太 Ryota Komatsu

1973年 東京 足立区出身。さそり座 AB型。洗足学園音楽大学客員教授。

高校時代より才能を発揮し、伝説的歌手である藤沢嵐子の91年のラスト・ステージではバンドネオン・ソロで伴奏を担当。

98年のCDデビューを果たして以来、カーネギーホールやアルゼンチン・ブエノスアイレスなどで、タンゴ界における記念碑的な公演を実現している。

アルバムはソニーミュージックより20枚以上を制作。「ライブ・イン・TOKYO2002」がアルゼンチンで高く評価され、

03年にはアルゼンチン音楽家組合(AADI)、ブエノスアイレス市音楽文化管理局から表彰された。

15年にリリースした大貫妙子との共同名義アルバム『Tint』は、第57回輝く!日本レコード大賞「優秀アルバム賞」を受賞。

08年にはアストル・ピアソラの幻のオラトリオ「若き民衆」を東京オペラシティで日本初演。

13年にはピアソラの「ブエノスアイレスのマリア」をピアソラ元夫人の歌手アメリータ・バルタールと共演し、

ライブアルバムをリリース。タンゴ界にとどまらず、ソニーのコンピレーション・アルバム「image」、

同ライブツアー「live image」には初回から参加。作曲活動も旺盛で、フジテレビ系アニメ『モノノ怪』OP曲「下弦の月」、

TBS系列『THE世界遺産』OP曲「風の詩」、映画「グスコーブドリの伝記」(ワーナーブラザース配給・手塚プロダクション制作)、

「体脂肪計タニタの社員食堂」(角川映画)、NHKドラマ「ご縁ハンター」のサウンドトラックなど多数を手掛けている。

これまでのタンゴ界以外での共演者は、ミッシェル・ルグラン、バホフォンド、イジョク(Juck Lee)、ジェイク・シマブクロ、

ブロドスキ・カルテット、ミルバ、上妻宏光、石井一孝、NHK交響楽団、小曽根真、織田哲郎、佐渡裕、葉加瀬太郎、宮沢和史など。

タンゴ界ではビクトル・ラバジェン、ラウル・ラビエ、マリア・グラーニャ、オスバルド・ベリンジェリ、

フアン・カルロス・コーペス、コロール・タンゴ、藤沢嵐子など。

16年「小松亮太meetsワールドバンドネオンプレイヤーズ」開催、17年にイ・ムジチ合奏団と共演するなど、海外アーティストとの公演も重ねている。

21年には430ページに及ぶ書籍「タンゴの真実」(旬報社)を上梓。

NHK Eテレ「クラシック音楽館ピアソラの世界」では演奏とトークを務めた。

23年の1月から約4ヶ月に渡り浜松市楽器博物館にて「小松亮太監修 蛇腹楽器展 おくり魅かれる風・音~バンドネオンの謎と真実~」を開催、

多数のイベントや講座にも出演した。2021年よりラジオ番組「小松亮太の音楽世界旅行」の司会進行も務めている。

 

伊藤 智也 Tomoya Ito

洗足学園音楽大学 Jazz 科卒業。在学中、ギターを布川俊樹、梶原順の各氏に師事(敬称略)

入学後都心を中心にライブサポートに参加。大学卒業後はサポートの幅を拡大しツアーやフェスにも参加。

同時期に DTM による楽曲制作も開始。劇伴やCMの楽曲制同時期に DTM による楽曲制作も開始。

劇伴やCMの楽曲制作アシスタントとして経験を積み、現在はCMの楽曲制作を中心に、

劇伴やインスタレーション作品のギターレコーディング、楽曲提供等様々なプロジェクトに参加。ギタリスト作編曲家として活動中。

 

木田 浩卓 Hirotaka Kida

福島県相馬市出身、国立音楽大学(コントラバス専攻)卒業。
クラシック音楽を学ぶ傍ら、池田達也、金子健の両氏にジャズの奏法、理論を学び、

大学在学中よりウッドベース、エレクトリックベースの使い手としてライブ、レコーディング等の活動を始め、

現在はジャズ、アルゼンチンタンゴを中心に、スタジオワーク、ミュージカルなどでの演奏活動も行う。

また、作曲家、アレンジャーとしても活動し、2013年に自己が作曲、アレンジを手掛けるグループJACROTANGS にて

庄野真代とのコラボレーションアルバム「Cinematique 」をコロンビア系レーベル、オーマガトキからリリースしメジャーデビュー。

それ以降、ゲーム音楽の制作、アーティストへの楽曲提供、各種レコーディング、コンサート等でのアレンジ制作を手掛け、

近年では井上あずみ、稲垣潤一、太田裕美、庄野真代、タケカワユキヒデ等にオーケストラアレンジを提供している。

 

【主催】なんとエナジー文化創造センター ヘリオス