【会期終了】ヘリオス収蔵展シリーズ「菅創吉と和紙アートを楽しむ展覧会」
- 会 期
- 2020年1月17日(金)~1月26日(日)9:00~17:00
※21日(火)は休館日 - 入場料
- 入場無料
- 会 場
- 南砺市福野文化創造センター アートスペース
当館収蔵作品の多くを占める菅創吉の作品は、様々な画材を用いて制作されています。今回はその中でも和紙を画材にした作品を中心に紹介。また南砺市五箇山の和紙とのコラボレーションとして、五箇山和紙の里(http://gokayama-washinosato.com/)にて開催されている「全国和紙ちぎり絵展」の第1回から23回の入賞作品を紹介します。
和紙の多様な表現や、可能性を体感する展覧会です。
【関連イベント】
18日(土) 13:30~ |
【ワークショップ】 「新聞でちぎり絵を描こう」 講師:東敏子氏 (新聞ちぎり絵作家・富山市)
★どなたでもご参加ください (参加費無料・ハガキサイズの作品を作ります) ★新聞のカラー刷り部分を指でちぎり、貼り付けて描く 身近な材料で手軽に取り組める一方、人それぞれの個性ができるところが魅力
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25日(土) 14:00~ |
【ギャラリートーク】 「当館学芸員による作品解説」 |
【主催】南砺市福野文化創造センター
【協力】一般財団法人 五箇山和紙の里
【後援】南砺市、南砺市教育委員会、北日本新聞社、となみ衛星通信テレビ
菅 創吉 すが そうきち
姫路市に生まれる。一時神戸で日本画家の秋吉蘇月に学んだが、ほとんど独学で絵を描いていた。1938年満州鉄道に入社、広報関係の仕事の中でポスターの図案などを担当した。戦後は神戸に住み、神戸新聞に漫画やコラムを連載し、個展なども開催した。1963年、58歳で 渡米し、ニューヨークを拠点に10年間にわたり滞在。廃品を利用した立体(オブジェ)にも取り組むなど、刺激的な創作活動を行い高い評価を得る。1982年、「菅 創吉の世界展」が静岡県伊東市・池田20世紀美術館で開催中 病死する。作品の数々は東洋的でモノクロームの色調を主体としたユニークな造形世界で知られ、そのユーモラスな感覚は見る人を楽しませてくれる。
≪JOY≫ 1964年/油彩、和紙/75.5×65.5cm/菅 創吉
≪夕立≫ 1958年/油彩、和紙/68×77cm/菅 創吉
≪吹奏者≫ 1980年/油彩、和紙、布/43×23cm/菅 創吉
≪魚洞≫ 1958年/油彩、和紙/55×47cm/菅創吉
≪風の子≫ 1962年/油彩、和紙/115×79/菅創吉
長い歴史と伝統を秘める五箇山の和紙は、文化財補修用紙や堤灯紙などの古典和紙から、
和紙工芸品やちぎり絵用和紙なども製造し多くの方に愛用されています。
本展は、全国からちぎり絵の作品を募集、優秀作品を一般公開し、
和紙の普及と和紙産業の振興発展を図るため開催しています。【HPはこちら】
≪機具岩の夕日≫ 第6回大賞/飴谷照子
≪散居村水田のころ≫ 第7回大賞/渡辺司
≪彩≫ 第9回大賞/有賀敬子
≪店番≫ 第10回大賞/渡辺司
≪ピース≫ 第15回大賞/菊池智代美